ハイフォン社、プライムデリカ日本での実習生採用試験を実施
2018年9月10日と11日、ハイフォン社はプライムデリカグループ日本で働く実習生の採用試験を実施しました。今回でプライムデリカがハイフォンで実習生の採用を行うのは5回目となります。この採用プログラムは、応募者や会社のパートナーから大きな関心を集めました。
プライムデリカは、日本の食品製造・加工業界で活動する大手企業です。同グループは日本国内に5つの支社を持ち、外国人労働者8,000人を雇用しており、そのうち1,500人以上がベトナム人です。
応募者たちは試験前に採用担当者から試験の進め方を聞きました。
2018年9月10日と11日の午前7時、採用リストに載っている応募者たちは、ホーチミン市支社(502 Do Xuan Hop Street, Phuoc Binh Ward, District 9)で集合しました。全国各地から集まった85名の応募者が試験に参加しました。Skypeを利用した面接では、自己紹介や採用委員会が出したシチュエーション問題への対応などが行われました。
2日間の試験を経て、プライムデリカ採用委員会は応募者たちのパフォーマンスを高く評価しました。
タハラ国際組合の会長で採用委員会のメンバーであるタハラ氏はこう述べました:
「過去2年間で4回の採用を通じて、ハイフォン.,JSCのおかげで、プライムデリカの生産ラインに参加する多くの優秀な実習生を採用することができました。今回の面接に参加した応募者たちは非常に優れたパフォーマンスを発揮し、自信に満ちていました。その中には私に強い印象を与えた方々もいました。採用された実習生を日本語や作業態度・規律を鍛えるため、ハイフォン.,JSCに託します。」
1回目の試験に参加した応募者たちが試験前に集合。
2回目の試験に参加した応募者たちが試験前に集合。
1991年生まれのフイン・ティ・ゴック・トゥエンさんは、ビンタイン・コミュニティ・カレッジでオフィスマネジメントを専攻し卒業しました。卒業後、故郷で働いていましたが、間もなく父親が亡くなりました。3人兄弟の家庭で、トゥエンさんは家族を経済的に支えるためサイゴンで働くことを決意しました。広告会社で月給800万ドンを稼ぎながら働きましたが、ハイフォンとそのプログラムについて知った後、27歳の彼女は勇気を持って採用試験に応募しました。
トゥエンさんはこう語ります:
「このチャンスを活かして夢を実現し、現在の困難な状況を和らげ、家族を助けたいと思っています。」
彼女の輝く笑顔の裏には、多くの思いが隠されています。
2日間の試験の後、プライムデリカグループは、見事合格した42名の応募者リストを発表しました。惜しくも合格できなかった方々は、自宅で休息し、次回の採用プログラムに備えます。
合格した皆さん、おめでとうございます。今回合格できなかった方も落ち込まず、引き続き努力してください。ハイフォンと共に進む多くのチャンスがまだまだ待っています。
今回の採用試験で撮影された写真をご覧ください:
- 試験会場の様子。
- 応募者の輝く表情。
- ベトナム支社での採用委員会。
- 合格した応募者たちの笑顔。
グエン・フォン – ハイ・リエン